フッ素ゴム

フッ素ゴムはいろんな用途に使えます。

耐油性も耐熱性も耐薬品性もずば抜けて優れており、万能選手と言ってもいいでしょう。

その分値段も高いんですが、一個数十円~数百円のことでもれたり切れたりするより、安全を選ぶことも多いようです。

ゴムは組み込んだら長いこと使うことが多いですから、実績がモノをいうといったところです。

欠点を挙げるとすれば、耐寒性にはちょっと劣るかな。20年ほど前、スペースシャトルのチャレンジャー号が爆発したのも、このゴムが原因です。

あと、ある種の薬品にも。耐摩耗性が弱いこともあります。

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試作の豆知識

ゴム部品の試作を問い合わせてくれるお客さんにはいくつかパターンがあります。

①今までにない商品のカタチやデザインをみたい

②少量(1個~数個)だが実際に使いたい

③量産品の相見積りなんだけど、その前提の試作

④量産品の補修品・パーツ

⑤工場ラインの補修品・パーツ

が代表的なパターンです。

ウチの仕事とお客さんのニーズは①と②がぴたりとはまります。特に、少量だけれども精密なゴム製品を作りたい、というお客さんには「思った以上のものができました」といわれることがあります。ウチは金型を使ってゴム製品を作りますので、精密なものができます。

一方、

③は試作の重要性をよくわかってらっしゃるお客さんに、非常に良い評価をいただいています。量産は他のところに行くんだけど・・・という場合でも丁寧にご相談に乗っております。

④は個数や目的によります。ホームセンターに並んでいるような商品を一個だけ欲しい、というお客さんもおられますが、ホームセンターの市販品を買ったほうがずっと安いですよ。「イチから作れる」事にウチの価値はあるのかもしれませんね。

⑤は相談しだいですね。こういうご相談はよくいただきます。やはり一品モノに近くなりますので、用途によっては「いい仕事」をさせていただいております。

やっぱりウチとしてはお客さんに喜んでもらえるようなものづくりをしたいです。他所で断られたお客様、困り果てて連絡を下さったお客様もおられます。どうぞ気軽にお問い合わせください。

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シリコーンオイルやシリコーングリスとゴム

もともとEPDMは鉱物油や機械油にはまったく合いません。すぐ膨れますので使用しないでください。

組み立ての際によく使われるシリコーンオイルやシリコーングリスに対してはどうでしょうか。一言で言うと「EPDMにはあまりお勧めはできない」です。できるだけ何もつけずにご使用ください。やむを得ず使うときもできるだけ少量に。休日を挟むときもつけたままにしないで下さい。

ウチで試験したところでは、ウチのEPDMはシリコーンオイル・シリコーングリスに対しても比較的耐久性の良いものがあります。とはいえ実際に使うグリスやオイルで実験をされるのが一番と思います。どうぞご相談ください。

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ゴムの耐久年数

お客さんに「ゴムはどれくらい持つのですか?」とよく聞かれます。

使用条件や環境によって変わりますので一概にはいえませんが・・・

ゴムの開発時は通常の使用で耐久10年を目処にしています。各種耐久試験は常温での使用に換算すると10年換算になります。とはいえあくまでも試験ですので、実際には10年使わないとわからないんですけどね。そんなことしてたら10年しないと新製品が出せないです(^^; まあ、ウチで実績のあるゴム材料ならすぐゴムが劣化したと言われることはめったにないです(これも使用条件が絡んできますけどね)。

これらの試験や耐久年数は実験値であり保証値ではありませんので、実際に使用する際には十分にテストしてお客さんの判断でお使いくださいね。くれぐれもお願いします。

未使用のゴムやOリングは2年が目安です。OリングのJIS規格でも2年が標準です。ゴムタイヤでも使わないとすぐにヒビ割れますよね。あれと同じです。

参考になりましたでしょうか?

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ゴムの豆知識

ゴムの製品は全数人の目で検査しています。これは欠かせない工程です。「検査しなくてもいいからコストを下げてくれ」なんてことはなかなかないですよね。

「機械で自動検査できないの?」という声もありますが、これが難しいんです。

ウチでも自動機を導入したことがあるのですが、うまくいきませんでした。もともとゴムは伸びたり縮んだりするので、検査ラインに乗るときには若干形が崩れます。それに色が黒いものが多く、立体的な形状なので、光の反射などの影響でキズや不良品を非常に判定しにくいのです。

ずいぶん業者をあたって考えてもらったり、デモしてもらったりしましたが、うまくいきませんでした。

人間の目は本当に柔軟ですよね。数もこなせるし種類もこなせるし。特に女性の検査員の方々は本当にすばらしい技量をお持ちです。

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ゴムは生きモノ

朝晩涼しくなりましたね。ようやく秋が訪れたようです。

日本は40℃から氷点下まで気候が変わりますね。暮らすわれわれも、気候の変化に応じて夏用の体・冬用の体に順応していきます。

ゴムも季節によって多少物性が変わります。工業製品ですので、使用に耐えないほどではないのですが、硬さや伸びなどが微妙にばらつきます。

「ゴムは生きモノ」と呼ばれるゆえんです。それを知った上で私たちはゴムと付き合っています。

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ゴムの豆知識

こないだ「ゴム製品の試作は20~30万円くらいかかる」とお話しましたよね。

実は、そのうち8~9割は金型代なんです。

金型は金型屋さんに作ってもらっています。試作品でも値段はそこそこするんです。金型の製作時間も最低でも2~3週間かかります。

お客さんによっては「試作品で形状が見れればいいから、仕上がりは大雑把でいいよ」なんて方がいらっしゃるかもしれません。でも、金型屋さんは下手なものは作れないというプライドがありますよ、やっぱり。

いいもんをつくりまっせ!というところでしょうか。

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ゴムの豆知識

ゴムの試作はどれくらいかかるの?という質問をよく受けます。

10個くらいの試作品を金型から作ると、簡単な形状でも総額20~30万円くらい、期間は一ヶ月くらいが相場でしょうか。これは多分ゴム屋の常識でもあります(「常識」って言葉、怖いですね)。

だから、一回試作して手直ししていると、あっという間に何ヶ月も経ってしまうことになりますね(^^; 形状が変更になって金型を作り直すと20~30万×回数になるので、なかなか金額がかさみます。

「高すぎる!それに納期が遅い!そんな馬鹿なことがあるか!」なんていう方もいらっしゃいます・・・よね?

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ゴムの豆知識

ゴムには大きく分けて2種類ありまして。天然ゴムと合成ゴムです。

天然ゴムは輪ゴムなんかが代表的ですね。原料は木(ゴムの木)の樹液です。マレーシアなど東南アジアには、ゴムの木の大農園があって、そこで働く人は一生農園から出たことがない、なんていうくらい広いんだそうです。

合成ゴム(私たちはこちらです)は石油から精製されたナフサ(粗製ガソリン)が原料です。工業用のゴムはこちらが多いですね。

特に水道・ガス・エンジン回りのパッキンという点では合成ゴムが使われます。その中でも、用途に合わせてNBR・EPDM・シリコン・フッ素ゴムなどいろいろな種類があります。

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ゴムの豆知識

ゴムの製品をどうやって作るのか?なんて疑問に思っている方も多いでしょう。

成形・加工方法には大きく分けて3つあります

・金型を使用・・・タイヤキみたいな感じで金型にゴムを挟み込んで、熱と圧力を加えます。私たちは主にこの方法で作ります。寸法精度が良く、また金型に複数の製品を掘り込めるので、大量生産に向きます。もちろん試作用途もできます。

・切削加工・・・ゴムの塊から製品を削りだします。1個だけ作るという場合には有効かな。できない形状があります。寸法精度は落ちます。

・トムソン抜き・・・焼く前のクッキーの薄い生地から形を抜くような感じです。これも精度は少し落ちます。

他にはチューブを切り落としたり、送り蒸ししたり、いろいろあります。それぞれに作りこみのノウハウがあります。用途に応じて作り方が変わります。

私たちの守備範囲がありまして、チューブ・ホースものや大きいシートものは作っていません。ゴム印を作れませんか?なんて依頼もありましたが、これもやっていません。

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ゴムの豆知識

配合されたゴムは原料ゴムと薬品を混ぜ合わせて、ロールという機械で練りこみます。

パンを作るときに小麦粉やら卵やら砂糖やらをこねて生地を作りますよね。

あれを機械でやるわけです(もちろんイースト菌は入っていません)。

薬品が均一に混ざったところでゴムの材料は完成です。

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ゴムの豆知識

「ゴムなんてどこで買っても一緒でしょ?」なんて普通思いますよね。

いえいえ、実は全然違うんです。

会社ごとに門外不出(!)のゴム配合レシピがあって、外見は同じでも中身は全然違うんです。最低でも10種類程度の薬品が配合されていますので、おいそれと真似はできません。見た目は似たようなゴムでも、レシピは全然違うのです。

それに、さっきも書いたとおり門外不出ですから、ライバルに中身を教えるなんてことはありえません。レシピは会社の長い歴史の中で試行錯誤を重ねて蓄積された、命と言っても良いものです。

ここまでくるとラーメン屋の秘伝のスープみたい。だからゴム屋は食っていけるんですよ(^^

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ゴムの豆知識

ゴムの試作はどれくらいかかるの?

という質問をよく聞かれます。

混み具合によりますが、注文後3~4週間くらいが通常です。

金型が出来上がるのに2~3週間、それから成形→仕上→検査と工程を踏んで行きます。

これを何とか短縮できるよういろいろと考えていますよ。

それはまた、別の話ですね。

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ゴムの豆知識3

こないだも少し言いましたが、EPDMの話です。絶対ではありませんが。

組み立て時に使うグリースやオイルをゴムに塗ったまま週末を越してはいけませんよ!
週明けに出てきたらびっくりするくらい大きく膨れることがありますよ!
すごくフニャフニャになりますよ!

お気をつけ下さい!

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ゴムの豆知識2

NBRをABS樹脂に組み込むと、長期間のうちに固着しますよ!

それだけならまだしも、お互いの成分が移ってABSに割れ目が入りますよ!

お気をつけ下さい!

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ゴムの豆知識

機械に組み込むときによく使いますけど。

EPDMに石油系(鉱物油)のグリースはだめですよ!
「グリース」と書いてあってもね、膨れますよ!

指定のシリコングリスかシリコンオイルにして下さい。
使用前に試験をして下さい。また、詳しいことはご相談ください。

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